tuon2366chocoのブログ

今のところ何でも有りのブログです。

第28回 ちょこのちょこっとした話

【今回は、香りのお話ですよ】

 

ちょこは体臭のキツイ人は苦手です。

 

職場の同僚ポリポリが臭くて臭くてゲロ吐いた事がありました。

 

突然、ゲロ吐きに外に出たちょこを心配して、ランラン先輩が会社の前で待っててくれてました。

 

ランラン先輩に相談したら、

「私がマスクしてるのは、会社の中が臭いからやねんで」

って。

 

二人で社長に相談して、ポリポリから離してもらいました。

 

今ではポリポリは、一人孤独に仕事されています。

 

そのポリポリが、

「クサイクサイ」

となじる相手が後輩のモウモウ。

 

モウモウは、ポリポリと違って体臭ではなくて、獣臭がするのです。

モウモウの家では、数匹の犬猫を飼ってるらしいのです。

 

先日、仕事でモウモウと一日中一緒にいたちょこ。

家に帰ったら家族に、

「ちょこ、クサイクサイ。すぐ風呂に入りなさい」

って言われて、スッポンポンにされて、風呂に放り込まれました。

 

汗クサイのかと思っていたら、

「動物の死骸の臭いがする」

って、言われました。

 

あーーー、モウモウと同じ臭いだーーと思って、次の日から仕事場の中を朝夕消臭剤振り撒くようにしました。

 

社長、ちょこ、後輩の数人も同じ事しているので、朝一番に出勤してくる人達からは、

「最近職場の中、エエニオイするわ〜」

って言ってもらっています。

 

ちょこ、人より汗かきなので、特に夏場は体臭に気をつけています。

朝起床後にはシャワーしてから出勤しています。

 

それなのに以前、ランラン先輩から、

「ちょこちゃん、帰ったらちゃんと毎日お風呂に入りや〜」

って、言われた事があります。

「えーーーちょこ毎日夜はお風呂に入ってるし、朝はシャワーしてから来るねんで」

って言うと、「あ、そ」って、意外な顔しました。

 

で、慌てて、新しい香水を買いに行ったのでした。

 

ちょこ、20歳位から香水を付けてるんです。

 

当時の会社の先輩が、ちょこの19歳の誕生日に香水用のアトマイザーをプレゼントしてくださったのです。

アトマイザーは、手のひらサイズの大きさで、陶器で出来ていて、ピンク色の花一輪の絵が描かれていました。

 

とても可愛いプレゼントだったのですが、当時のちょこは、香水なんて全く興味無いし、『アトマイザー』って何❓でした。

 

中に入れる香水も無かったので、すぐ使えないし、何だかガッカリしたプレゼントでした。

ちょこの表情に先輩は言いました。

「今は何このプレゼント…って思ってると思うけど、将来絶対必要になるから。

来年は、ちょこちゃんにピッタリの香水買ってあげるから楽しみにしてて」

「は…あ…」

失礼ながら返事も冴えなかったと思います。

 

しばらくして、アトマイザーを見つけたママのかにこさん。

「何このアトマイザー❗️可愛いやん❗️どないしたん❓なんで使えへんの❓え❓香水ないの❓❗️」

 

で、初香水はかにこさんからのプレゼントでした。

某化粧品会社の柑橘系の香水でした。

 

その香水を付けて、学生時代の同級生イケズと1泊バス旅行に行きました。

 

バスの中で、ちょこの横に座ったイケズが、

「(香水の香りが)クサイクサイ」

と、何度も言うのです。

「ちょこちゃんは、香水の付け方知らんねんな〜」

と言ったのですが、両手首にワンプッシュした後、左右の耳の後ろにゴシゴシしたのです。

 

あまりにも「クサイクサイ」とバスの中で騒ぐので、ちょこ達の反対側に座っていた年配の女性達が、席代わってくださいました。

 

折角のバス旅行で、お互い見知らぬ人と横同士に座る羽目になりました。

 

ちょこの横に座った人が、

「香水のニオイそんなにキツくないし、クサくないよ。

あの方の鼻が敏感過ぎるんやと思うよ」

と、言ってくださいました。

 

トイレ休憩の時、イケズがちょこに、

「私の横に座った人もクサイから、ちょこちゃん席代わっていい?」

と、言ってきました。

ビックリしましたし、『失礼じゃないかなぁ〜』と思いながらもOKしました。

 

ちょこ達は、バスの運転席側と助手席側に交代して座りました。

 

年配のおばさん達は、不審そうにちょこ達の横に座りました。

ちょこは、

「席変わりました。よろしくお願いします」

と頭を下げました。

 

次にちょこの横に座ったおばさん、何もクサくないのです。

香水もつけてない様子でした。

勿論、そのおばさんからも、

「オタクの香水ほんのりオレンジの香りするねって言ってたんよ。気にしたらあかんで」

と、言ってもらいました。

お礼を言って次のトイレ休憩までご一緒しました。

 

次のトイレ休憩の時、イケズが、

「あのおばさん達、線香のニオイがするねん」

と、言ってきました。

ちょこは笑いながら、

「二人共線香のニオイなんかせんわ」

と言うと、

「ちょこちゃんの香水のせいで、私の鼻おかしくなったわ」

と、ブツブツブツブツ止まりません。

 

宿に到着したちょこは、持参したアトマイザーをイケズに見せる事もなく、勿論ワンプッシュすることもしませんでした。

 

2日目は、快適なバス旅行になりました。

 

そんな話を、旅行のお土産を渡しながら同級生ルパンにボヤいたちょこでした。

 

ちょことイケズとルパンは同級生で、3人仲良しなのです。

 

その時ルパンから聞いた話です。

イケズと二人きりの時、イケズから、

「ルパン、ニンニククサイ❗️」

と何度も言われたそうです。

「え? だから学生の頃、毎日マスクしてたん?」

「そうやで」

「なんや〜、ヤンキーのフリでもしてんかと思った〜」

と、二人で大爆笑しました。

 

かにこさんからいただいたこの柑橘系の香水は、しばらく鏡台の引き出しの奥深く放置されていました。

後年、知った事なのですが、この香水、実は、『オーデコロン』でした。

 

ちょこが再び本格的に香水を付けるようにようになったのは、バス旅行から数年後です。

 

それまでは、夏場は制汗剤などを大量にふってニオイを誤魔化していました。

 

兄のかしわくんの彼女が某化粧品会社に勤めていたので、小瓶に入った香水の試供品を数種類貰ったのです。

 

その香水を女友達(デルモ)にあげる時、ちょこは柑橘系の香りを選びました。

デルモは、柑橘系は男性向けの香りだから、女性はフラワー系(花の香り)の方がいいと言いました。

 

デルモは、趣味で香水のミニボトルを集めているコレクターなので、香水についてはちょこより詳しいのです。

 

でも、花の香りはキツく、ちょこの鼻にツンと刺さるのです。

 

デルモは、

「時間ある時に、百貨店の香水コーナーで様々な香りを楽しんでみたら? いつかは自分の好みの香りがわかるようになるよ」

と教えてくれました。

 

ある日、ちょこ一人で歩いていると、ふと甘い紅茶の香りがする女性とすれ違いました。

 

しばらくストーカーのようにその女性の後ろを歩きました。

その女性からは、甘いミルクティーの香りがするのです❗️

 

早速デルモに連絡して、ミルクティーの香りのする香水があるのか尋ねました。

「あるけど、輸入しないとあかんかもな〜」

などと言いながら、

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デルモからプレゼントしてもらいました。

 

この香水を付けてから、

「ちょこちゃん、いい匂いする〜」

って度々言われるようになりました。

 

ちょこのお気に入りの付け方は、胸元です。

ブラジャーつけた後に、胸元をキュッと下にして、胸の中心にシュッシュッと2〜3プッシュします。

で、ブラジャーを元に戻します。

それだけです。

 

デルモからのプレゼントを使い切った後、日本でも(その名もズバリ)香水屋さんで売ってました。

それも昨年使い切ったので、香水屋さんに行ったのですが、店員さんから「製造中止」を告げられました。

 

代わりの香水を買ったのですが、ちょこには合いませんでした。

ほんのりジンジャーの香りがするのです。

 

この頃です。

会社のランラン先輩から「ちょこちゃん毎日風呂入りや」と言われて、ショックで再度ちょこに合う新しい香水を探しました。

 

リサイクルショップで、新品の香水を買ったのですが、香りがアッサリし過ぎて冬場向き。

 

香水も劣化するらしく、香りが長持ちしないのです。

 

今、

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使ってます。

 

甘い香りなので気に入っています。

 

先日、後輩から、

「ちょこちゃんの胸の辺り、イイ香りする〜」

って、言われました。

 

ほんのり香るのが良いんですよね〜。

 

これから寒くなるので、汗から解放されます。

ホッとします。

 

ではまた来週。