第70回 ちょこのちょこッとした話。
【ウクレレ・購入編】
ウクレレを買ったのは何年前だったかな❓
当時、何か楽器がやりたくて、会社の先輩に相談すると、
「ギター持ってきてあげる」
とのこと。
ちょこの兄が学生の頃、アコースティックギターを家でジャンジャン弾いていたので、子供の頃からギターは大好きでした。
数日後、先輩、本当に持ってきてくださったの。
頂き物だと言うアンティーク風の木製のアコースティックギターは飾り物が付いていて、ズッシリと重く、ちょこには少し豪華過ぎるかな〜と思いました。
「あげる」=「くれる」
ちゃっかり、ギターは頂けると思っていたちょこは、嬉しくてギターの教本まで買って、しばらくの間ギターを触らせてもらっていました。
チューニングが合ってないので、曲は弾けないけれどジャンジャカやってました。
別の先輩から、
「ちょこちゃん、ギター持ってる姿、サマになってるやん」
と言われて、嬉しくて、
『先輩、いつ、このギターくれるんかな〜』
なんてワクワクしていました。
「その教本見せて」
と先輩はその日のうちに、ギターと共に教本も一緒に持って帰りました。
しばらくして、先輩は会社を去りました。
「おーい、先輩ーー、教本返せやーーー」
ある日、後輩がマイギター持参で弾き語りをしてくれました。
「超カッコエエ〜❗️」
ちょこ、一緒に歌いながら、叫んでました。
『やっぱりちょこも、ギターしたいな〜』
何が弾きたいわけでもなかったけれど、楽器屋に、ギターを見に行きました。
何万円もするギターを見て、諦めて帰りました。
通販でギターを買うと、少しは安くなるのでちょこは真剣にギターを探すことにしました。
予算は、初心者用のギターセットで3万円。
「ギターやりたいねん」
別の後輩に相談すると、
「ちょこちゃんには無理無理。
ネックの部分指回らんやん」
はい、その通りです。
ちょこの手は、人より小さい。
その後輩が冗談混じりでこう言うのです。
「ウクレレやり。
ウクレレならネック回ると思うで」
「は? ウクレレ?」
ちょこ、この時、ウクレレには全く興味がありませんでした。
ネット通販で、買えそうなギターを探していると、
『ミニギター』
の存在を知りました。
体の小さな子供さんや女性に大人気らしい。
ミニギターセットも予算内でOK。
実物を見に、再度楽器屋に行きました。
店内に並べてあるミニギターを見ながら、
『なんか、チャチイな〜』
それが第一印象。
ミニギターされてる人には失礼な言い方かもしれませんが、「子供っぽい」と申しましょうかね。
ド素人の戯言と思って、聞き流して下さい。
すみません。
店員さんに質問しました。
「私に合うギターってどれですか❓」
店員さんは、すかさず普通にアコギを指差して、
「こちらはどうですか❓」
で、ちょこ、
「ミニギター見に来たんですけど、、、」
「あ、、、」
その店員さん、その後無言。
『へ? 何で?』
「私にミニギター似合いませんか❓」
そりゃね、小柄な女性ならともかく、ちょこ、大柄ですからね。
「いえいえ。
先程のお客様もミニギター買いに来られたので、、、」
あ〜、今さっき、小学生の男の子がお母さんと一緒に何か買って帰って行った場面を思い出しました。
『アレ、ミニギターだったのか〜』
「この年で、ギターは難しいですか❓」
質問を変えてみました。
「以前、ギターされてましたか❓」
店員さんから質問返しです。
「いいえ」
ちょこは答えました。
「以前、何か楽器されていましたか❓」
「いいえ」
「楽譜読めますか❓」
「いいえ」
「その楽器は、音楽教室に習いに行く予定ですか❓」
「いいえ」
その後も矢継ぎ早に色々質問されて、それに答えていくと最終的に店員さん、
「楽譜が読めないけれど、これから独学で楽器をされるなら、私はウクレレを推薦させていただきます」
「ウクレレは、楽譜が読めなくても、3種類のコードだけで充分ジャカスカ弾ける楽器なんですよ」
「実は私、ただ今ウクレレの勉強中で、3ヶ月前から始めたばかりですけど、すでにレパートリー数曲あるんですよ」
イヤイヤ、おたく若いやん。
覚えも早いはずやん。
で、結局、その日も何も決められず、トボトボ帰る事にしました。
『ウクレレか〜。
考えてもなかったな〜』
一度、生のウクレレを聴こう❗️
で、ウクレレのコンサートに行きました。
終わって、
『よっしゃーーーーーーーーーーー、ちょこもウクレレやるぞーーーーーーーーーーー❗️❗️』
ってなってました。
だって、皆さん楽しそうなんだもん❗️❗️
実際、ギターってバンドのイメージなんですよね。
ドラム、ベース、キーボード、ボーカル、そしてギター。
今更、メンバー募ってバンドやりたいって気持ちはないですしね。
一人で趣味程度に、ジャカスカやりたいだけなのです。
ウクレレコンサート見終わって、、、
ウクレレって一人で弾くのもアリ、大勢で弾くのもアリの楽しい楽器なんや〜。
なんかわからんけど、ちょこにピッタリやんけ〜。
ってな訳で、ウクレレ購入に決定❗️❗️
とりあえず、ウクレレについて調べました。
何せ、ウクレレについては、触ったことも無いし、高木ブーさんのイメージが強くて、、、。
ウクレレ、、、芸能人、、、牧伸二さん。(古〜、年バレるやん)
「♪あ〜ん、やんなっちゃう。
あ〜ん、驚いた♪」
女性では、歌手のつじあやのさん。
男性では、ウクレレ漫談のぴのきさん。
もう、ウクレレ買うしかないでしょ❗️❗️
で、調べると、ウクレレってピンキリなんですよね。
二千円台から何十万円!?
百万円超えのウクレレもあるんですよ❗️
とりあえず、初心者用ウクレレは、二万円〜三万円台のがオススメらしい。
よしよし、予算内じゃん。
ちょっと待って、、、もしこんな高価(❓)なウクレレ買って家の飾り物になったら困る〜。
ギターならもらってくれる人いるけど、ウクレレやってる人ちょこの回りにいないし〜。
いざとなったら腰が引けるちょこです。
で、調べる調べる。
たどり着いた某ブログ「数千円のウクレレでもちゃんと楽器として成り立つか?」(みたいなブログ)を読ませていただきました。
結果、成り立つそうです。
何せ楽器を弾いたことのないスーパー初心者ちょこちゃんですから、多少音階がブレててもきっとわかりませんからね。
プロになりたいわけでもなく、ウクレレを趣味にするのが目的ですし。
ウクレレを続けてみて、ウクレレの事を楽しく理解できたら、2台目を少し高価なウクレレにする事にしました。
1台目のウクレレは、五千円台と決めました。
ウクレレって、ご存知の方はご存知なんですけど、サイズがあるんですよ。
小さい方から、ソプラノ、コンサート、テナーでしたっけ❓
ちょこ、できたら少し大きめのコンサートサイズが欲しかったんです。
でも、店内在庫はソプラノしかなくて。
コンサートは、お取り寄せになるとの事。
『え〜、又この店に来るの〜?』
多分、この店員さん、ちょこが何度も来店してるのに気づいていたのか、
「工場から自宅に直送という手もありますよ。
それだと、チューニングを自分でする事になりますけどね」
それは絶対無理!!
「最初はソプラノから買われる方が多いですよ」
そうやんな〜。
教本にもそう書いてあったわ。
ちょこ、既にウクレレ用の教本は買ってありました。
やはり、店員さんは少しでも値段の高いウクレレを買わそうとするのです。
ここから、ちょこと店員さんの押し問答がありました。
店内のウクレレは、三千円台、六千円台、一万円台と順番に並べてありました。
最高は何十万円のウクレレもありました。
店員さんは、もちろん、一万円台のウクレレを手に取ってちょこに持たせてくれるのです。
初めて触るウクレレのサワサワツルツルした感触に感動しつつ、躊躇するちょこ。
『予算が〜』
そうなんですよ。
予算三万円の内、一万円は食事代(!)、交通費(!)、諸費用などで既に消えつつありました。
店員さんが弾き方を変えたのか、ド素人のちょこでもはっきりと音の違いがわかるんですよ。
良い音なのかは横に置いといて(ウクレレの良い音とかは素人のちょこにはわかりません)、あきらかに一万円台のウクレレの方が音が高いのです!!
店員さんが何度か、六千円と一万円を弾き比べて下さるのですが、ちょこには音の高低しか分からず仕舞い。
この時は、別売りのハードなウクレレケースも一緒に買う予定をしていましたので、安い方の六千円台のウクレレを買うことにしました。
チューナーとコード表をセットにしてもらって、七千円。
例:ウクレレ入門セット
(ごめんなさい🙏拾い画です)
で、ハードケース、、、
「お取り寄せになります」
速攻で諦めました。
初心者セットのギターを三万円で買う予定でしたから、安い買い物になりました。
その後、残りの予算で、譜面台、メトロノーム、ピック、消音用のミュート、クロスなどを買い足しました。
ウクレレ、結局今も買ったまんまのヤワヤワソフトケースに入ってます。
ここまでたどり着くまで、長かったですね〜。
買った後、ウクレレを弾くわけですが、ここからがもう大変。
この続きは、又今度ね。
[追加 その1]
楽器に名前を付ける事は、愛着が湧いて良いのだそうです。
ちょこのウクレレにも名前があります。
ブログでは、ナイショ🤫ですけどね。
[追加 その2]
先日、楽器屋で何年ぶりにミニギターを見ました。
普通サイズのギターと並べてあったのですが、カッコ良かった〜。
以前見た時より、断然カッコ良くなってました。
ミニギター、アリですよーーーーーーーー。
本日のBGM
『きらきら星』
一番最初に買った教本の1曲目の練習曲です。
懐かしい〜。