第24回 ちょこのちょこッとした話。
【占い】
女性って占い好きですよね〜
ちょこも大好きです。
毎朝出勤前に『おはよう朝日です』で占い見て家を出ます。
「あー今日はベベコ(最下位)」とか、
「ワオウ❗️今日はラッキー❗️」とかその場で言いますが、家を出た瞬間忘れてます。
でも、忘れられない占いが何個かあるので、今日は紹介しますね。
《ホロスコープ》
ちょこが初めて占いに興味が出たのは、高校生の時でした。
某雑誌に載っていた星座占いで、多分『ホロスコープ』だったと思いますけど、
『あなたの名前、誕生日を教えていただくと、無料で1ヶ月分占います』
で、ちょこはハガキに書いて送った記憶があります。
そしたら、分厚いお手紙が届いて、1ヶ月分(30日分)の占いが届きました。
内容とかは全く覚えてないけれど、その日のラッキーナンバーとか書いてあったような気がします。
2ヶ月以降は有料になりますので、お断りしました。
占いの手紙が届いた時、兄のかしわくんが珍しく興味をもったのか不審に思ったのか、
「何の手紙❓」って尋ねてきたので、
「占い」って色々正直に答えたら、
「女は好きやな〜」って言った後、
「断れよ」と言いました。
「占いにお金支払うなんてアホらしい」ですって❗️
男って男って男って男って男って❗️(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
《手相占い》
会社の出入り業者のおばさんが、『手相を見ることが出来る』と聞いたので、見てもらいました。
おばさんは、ちょこの手相を見るなり、
「あんた、不幸な手相やな」って、吐き捨てるように言ったんです。
『失礼なおばさんやな』と、ちょこの顔色が変わったんだと思います。
横にいた同僚が、
「ちょこちゃんは、これから幸せになるんですよ、ね〜」って言ってくれて、その場はおさまりました。
この時、同僚が言わなければ、反対側にいた先輩ホトケさんが怒鳴ってたと後で知りました。
「あのオバハン失礼やわ!」
って、プリプリ怒っていました。
この時、おばさんもハッと思ったらしくて、
「もっと詳しく色々知りたくない❓」
って、ちょこ達に言ってきました。
「今後どうしたら幸せになれるとか、教えてあげられる」
というので、この時も、『名前と生年月日』を紙に書いておばさんに渡しました。
ちょこだけじゃなくて、先輩や同僚や後輩達数人が、紙に名前と生年月日を書いて渡していました。
1週間後、おばさんが一人一人名前を書いた封筒を持って来てくれました。
ちょこは自分の名前を書いた封筒を受け取ると、中身を確認しました。
便箋1枚にギッシリ何やら書いてありました。
もちろん、内容は全く覚えてません。
覚えているのは、『生年月日』の『年』が間違っていた事です。
他の人に尋ねると、ホトケ先輩が、
「名前間違ってる」と言いました。
ホトケ先輩の封筒を見ると、
「あらら!」ホトケ先輩の名前にちょこの名前が書いてありました。
ちょこの封筒にもちょこの名前が書いてありました。
ちょこの間違った『生年月日』の『年』は、ホトケ先輩の『年』と同じでした。
ホトケ先輩に生年月日が合ってるか尋ねると、
「合ってる」との事。
ホトケ先輩は、一通り読んだ後、ちょこの目の前で便箋と封筒を破り捨てました。
ちょこが、
「いい事書いてなかったの❓」と聞くと、
「名前間違ってるのに、大事に置いとく必要ないから」と素っ気ない返事でした。
でも、ちょこの名前がビリビリ破られて悲しかったです。
この時ばかりはガッカリして、
『オバハン、ちゃんと書いてくれよ〜』と思いました。
ちょこは社長に『生年月日が間違っている』事を説明してビリビリ破って捨てました。
後輩達は2人の様子を見て、『折角書いてもらった物なのに〜』って顔してましたけど、社長が、
「今度おばさんが来た時、正解の名前と生年月日でもう一度占ってもらおう」と言って下さったのです。
おばさんが占いの封筒を届けに来て、約2時間後、会社の電話が鳴りました。
おばさんが交通事故に遭って亡くなったという電話でした。
即死だったそうです。
ちょこ達の会社を出てすぐ車にはねられたそうです。
何故だかわからないけれど、
『当分の間、占いはやらないでおこう』と、この時思いました。
《タロット占い》
大阪市内の商業ビルにタロット占いコーナーがありました。
ちょこは行った事がありませんでしたが、良く当たるという噂でした。
結婚前提にお付き合いしているカレシがいる後輩が、カレシとの将来に悩んでいたので連れて行きました。
占い師は噂以上に若い女性でした。
その占い師は、後輩の相談事を聞くと、タロットカードを手際良くシャッフルして、サッとテーブルの上に何枚かのカードを並べると、
「相性最悪じゃん。別れちゃった方がいいね」
なんて軽い口調の関東弁(❓)で冷たく言い放つと、で、他に何か占って欲しい事ある❓って顔しました。
後輩は、ショックで、
「もういいです」って帰っちゃいました。
数日後、後輩は彼氏と別れたと報告してきました。
「ちゃんと彼氏と話し合ったん❓」と聞くと、
「あの占い良く当たるんやろ❓ 別れた方が良いって言ってたやん」
えーーーーーーーーーたった一度の占いだけで、将来誓い合った彼氏と別れられるの❓
ちょこは、無理ーーーーーーーーーーーー❗️
おそるべし、タロット占い❗️
《八卦》
短期アルバイトした時、少し目が不自由なおばさんと親しくなりました。
アルバイトの最後の日の休憩中におばさんが、
「占いさせてくれへん❓」とちょこにお願いしてきました。
理由を尋ねると、
「この目、いつか見えんようになるねん。生活する為に手に職を付けようと、今占い勉強してんねん。当たらぬも八卦当たるも八卦っていうやつや」
との事でした。
ちょこは軽い気持ちでOKしました。
いつも通り『名前と生年月日』を紙に書きました。
おばさんは、
「生まれた時間も分かったらもっと詳しく占えるなんで」と、言いました。
(この日は、急なお願いだったので思い出せませんでした)
健康とお金について占ってもらう事になりました。
八卦を占ってもらった事がある人はご存知だと思いますが、何やら計算されますよね。
計算の途中で、おばさんが、
「あんた、名字変わってない❓」
って聞いてきました。
「変わってないよ」
と言うと、
「あんたが子供の頃かもしれへんわ。家帰って両親に聞いてみ。あんた絶対名字変わってるから❗️」
そう言うと、健康とお金の事教えてくれました。
健康は、首から上の病気に注意❗️と言いました。
この時は、子供の頃に中耳炎になったので、耳の事かな〜なんて考えていたんですが、今思えば、ちょこも目が悪いのです。
今、半年に一度眼科の検診に行ってます。
お金は、金持ちにはならないようです。
そこそこ貯金はできるそうですが、無駄遣い注意ですって。
今でも、おばさんの八卦が当たっているのかわからないのですが、一つ大当たりしていました。
ちょこ、子供の頃、名字が変わってるのです。
おばさん、嘘ついてごめんなさい🙏
今頃は元気で良く当たる八卦占い師として、有名になってたりしてるのかな〜