第64回 ちょこちゃんのちょこっと泣いた話。
【涙】
暑かった2019年の夏も終わりに近づいてきてますね。
今年の夏は、、、3回泣きました。
[1回目]
ちょこの大切な記念日に、剛君がテレビ出演するって知って、、、
番組名『タモリ倶楽部』
なんか、剛君とちょこの運命を感じて、自然と涙が出ました。
嬉しかったから。
ん❓
ちと、、、違うかも、、、
ちょこが、剛君のファンになって3年。
剛君のことを少しずつわかり始めてて、、、
剛君はちょこの事、全く知らないけどね。
当たり前だけど。
そういう話は横っちょに置いといて、、、
滅多にテレビ出演しない剛君が、ちょこの大切な記念日にテレビ出演するって、運命かも〜って思ったら、
涙が出たの。
ホント、運命を感じて、、、嬉し過ぎて、、、
ポロポロ、ポロポロ。
涙が乾いた後、落ち着いて考えたの。
『タモリ倶楽部』にゲスト❗️って。
ドユコト❓
なんで『タモリ倶楽部』やねん❗️
って1人ツッコんでました。
今まで一度も見たことのない番組、、、
笑いました。
嬉しかったけど、笑ってしまいました。
正確には、知って、運命感じて、嬉しくて、感動して、泣いて、落ち着いて、考えて、え?、ってなって、笑った。
当日、絶対見ようと思っていたら、日が過ぎてて、、、
あの時の涙返せーーーーーーって、心の中で叫んでしまいました。
涙は出なかったけど、怒りが出たよ〜💢
ちょこ自身に、、、
会社の同僚で、隠れ剛君ファン。
アイツは絶対見た❗️
断言しよう。
『タモリ倶楽部』
絶対❗️見た❗️
今度感想聞いてみよう。
あーーーー、やっぱりやめようっと。
次から、
「今日KinKi Kids(テレビに)出るよ」
っていちいち言って来る。
だ〜か〜ら〜ちょこは、KinKi Kidsのファンやないって何回も言ってんでしょ❗️
そしたら、その同僚『ニヤ〜』って笑うの。
なんなの?
そういうのってなんだかめんどくさいので、自分で動画でも漁って見る事にしようっと。
[2回目]の涙。
忘れた。
忘れた。忘れた。
忘れた。忘れた。忘れた。
忘れた。忘れた。忘れた。忘れた。
忘れた。忘れた。忘れた。忘れた。忘れた。
なんでか忘れた。
理由も忘れた。
ちょこも呆けてきたのかなぁ〜。
多分、ニュース見て腹立ったのが原因。
『虐待』のニュース。
自分が産んだ子供を死なすってどういうことなん?
って思ったら、腹が立って腹が立って、家でも職場でも心友との会話もその話題。
虐待のニュース見て聴いて、話題にして、怒りが💢爆発して、泣けてきた、、、
うーむ、、、
あー違う!!
違う!
違う! 違う!!
違う! 違う! 違う!!
違う!違う! 違う! 違う!!
違う! 違う! 違う! 違う! 違う!!
違う! 違う! 違う! 違う! 違う! 違う!!
今、思い出した❗️
漫画や! 漫画!!
タイトル忘れたけど、動物漫画!!
仔猫から育てた猫が、年老いていく話。
最後、猫がガンになって苦しそうだから、安楽死を考える飼い主のお父さんとお母さん。
最期まで看取りたいというその子供達との葛藤。
タイトル忘れたけどね。
感動したというより、
「泣ける漫画やで」
って言うて、その漫画を後輩に貸してあげました。
読み終わった後輩が、
「どこが泣けましたか?」
って尋ねてきて、
「最初の方で、子供達だけでなくお母さんまでも、猫嫌いなお父さんに、仔猫を家で飼いたいと説得するシーン。
最後、死ぬまで育てようって、親子で話し合うシーン。
猫が、最期の力を振り絞って餌を食べに行くシーン。
イッパイあるやん」
って言うと、後輩は首を軽く振り、
「漫画は漫画」
おいこら❗️
それ言うたら終わりやんけ❗️
珍しく聞き直したわ。
「なんて❓」
お前には私に対しての気遣いは無いんか❓
「(漫画)ありがとう😊」
やないんか❓
いきなり偉そうに、
「どこに泣くシーンありましたか?」
やと。
お前には二度と漫画貸さん。
で、別の後輩にもその漫画を貸してあげました。
「泣くか泣かんか、君次第」
と言って渡しました。
で、1週間後、
「2冊目の方が良かった」
へ?2冊目?
ちょこ渡したのは、1冊やで。
どんな漫画渡されたの❓
教えて。
「忘れた」
へ?忘れたの?
「うん。忘れた」
「いつ漫画読んだの?」
「1年前」
それならちょこやないな〜。
ちょこが君に漫画渡したの、1週間前だからね。
で、ちょこの漫画どないしたん❓
「忘れた」
『へ?
忘れた?
1週間前だよ。
失くしたじゃなくて、忘れた?』
ドユコト❓
「もういいよ。
古本屋で1冊100円で買った漫画やから」
もう、ええよ、、、
涙も出ませんでした。
なんやねん。
ちょこの後輩の2人!!
他の後輩に貸したかった。
10人貸して、何人泣くか試したかったのに。
おいこら、返せ!!
返してくれ!!
感動も
涙も
漫画も!!
もう、遅いけど。
グスン(泣)
流石に、この日は涙は出なかったね。
怒りが爆発すると、涙も枯れるんやね。
[3回目]の涙は、
大・号・泣❗️
今年の夏の一番悲しい出来事、、、
ちょこの知り合いのおばさんが亡くなったの。
通称『マスク・マン』
おばさんなんだから、ウーマンやんと思うけど、背が高くてオッサンみたいにガニ股で歩く人なのでマン。
初めて会った時、
「オッサン❓オバハン❓どっち❓」
って、ちょこのママのかにこさんと話し合った。
数年前から歯医者に通ってて、ちょこに、
「入れ歯にするねん」
って、ずっとマスクしてた。
数年間、ずっとマスク姿。
真夏でも。
「暑いね🥵」って、汗ダク。
マスク取れば?
ちょこのママ、かにこさんもお気に入りのオバハンだったので、
「マスクマン」
ってアダ名付けた。
3年程前。
乗合バスから下車する時、階段上から転げ落ちたそうです。
その後、ずっと一本杖を使って歩くように。
息子さんからプレゼントされた金ピカ男前の杖で、ガニ股で、マスク姿。
ご近所に住むマスクマンのお姉さんが、
「2人で歩いていると、夫婦と間違われるの」
って、お上品にコロコロ笑って教えてくれました。
「一人で歩いていると、ご主人は?って聞かれたのよ。
私ただいま独身なんですよ。
って言うと、いつも一緒に歩いてる方、ご主人じゃないんですか? って。
オホホホ、アレ、妹なんですよ。
って言うと、その方、えーーーーーって、ビックリされてたわ。
その方、ずっと妹の事、私の主人だと思っていたんですって。
この話、妹には内緒なんですけどね」
そのコロコロ笑ってたお姉さんが、今年の夏、ちょこに言ったの。
「妹が亡くなったこと、お母様にお伝え下さい」
って。
ちょこ、お姉さんの前で、人前だったけど、ポロポロ涙が出て止まりませんでした。
「お姉さんの前ですみません。
突然の事で、なんて言えば分かりません。
言葉が出ません」
って、ポロポロ。
お姉さんもポロポロ。
二人で、人前でポロポロ。
家帰って、かにこさんに伝える前、大・号・泣❗️
わーわー泣いて、かにこさんがビックリして、
「ちょこちゃん、しっかりしなさい❗️
何があったの❓」
泣きながら、
「かにこさん、長生きしてな❗️」
って言うと、
「そんなんわかってるわ❗️」
って言われて、
「マスクマンが亡くなったって、たった今お姉さんから聞いてん」
って言うと、
かにこさんキョトンとして、
「何言うてんの。
私は信じられへんわ」
「なんで?
マスクマンのお姉さんが、嘘言うてると思ってるの?」
「そんなん思ってないよ。
思ってないけど、私、マスクマンに8月のお盆に会ってんで」
「え?
8月というと、マスクマン入院中やん」
お姉さんの説明では、8月は入院していたそうです。
「8月のお盆の頃、家の前で会った時、マスクマン弱々しい声で、しんどいねん。って言うてたわ。
今年の夏は特別暑い💦
お互い頑張ろなって、慰め合って別れてん。
それが最期の会話やってんね」
かにこさんが悲しそうに呟いてました。
今日、マスクマンのお姉さんに会いました。
いつもどおりに、笑顔で、
「「こんにちは😃」」
って挨拶しあいました。
マスクマンがまだまだ元気だった頃。
かにこさんから聞いた話です。
某病院行きの送迎バスに乗って、出発を待っていたかにこさん。
遠くの方から3人組が、エッチラホッチラバスに向かって走って来るではないですか!
先頭には、杖をついたマスクマン。
後ろ2人は、老夫婦。
「「「ヒ〜ヒ〜ハ〜ハ〜、ゼ〜ゼ〜ゲ〜ゲ〜」」」
息絶え絶えの3人組がバスに乗り込んだ時、かにこさんが一言。
「お三方、バス出発まで15分ありますよ」
3人組、
「「「へ?」」」
ってビックリ。
「オタクさんが走りはるから、出発時間やと思って慌てて走ったんですよ、、、」
と、老夫婦の奥さんがマスクマンに言いました。
マスクマンの腕時計、止まってたそうです。
で、かにこさん、マスクマンにもう一言。
「杖、振り回して走ってはりましたよ。
足が、杖より前に出てました。
もう、杖、必要ないんやないですか❓」
🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️💨
マスクマンのご冥福をお祈りいたします。
本日のBGM
堂本剛 『縁を結いて』
ええ曲や〜。
剛君の作る曲って、『イノチ』の歌が多いよね〜。
剛君のバラードは聴けるよね〜。