第71回 ちょこのちょこっとしたおはなし。
【ウクレレ・チューニング編】
ちょこのウクレレには、名前があります。
ブログでは秘密ですが、可愛いくて面白い（⁈）名前を付けました。
楽器に名前を付けると、愛着が湧いて良いのだそうです。
ちょこも、楽器を長く続けられるポイントだと思って名付けました。
最初、ちょこのウクレレの名前は、実在の女性の名前だったんです。
ウクレレって、女性っぽくないですか？
名前を付ける時、絶対女性の名前にしようと思ったんですよね。
ウクレレ芸能人を探したら、ある女性芸能人さんもウクレレ愛用されてるって知って。
ちょこ、明るい性格のその方が好きだったのでその方のお名前を頂戴したの。
ちょこのウクレレにピッタリ！
って、我ながら素晴らしい命名力なんて思いながら自画自賛してたの。
で、その名前を検索したら、まーーーーービックリ❗️❗️❗️❗️❗️
絶対❗️検索してはいけない名前だったんですよね。
知らなくて、、、
検索しなきゃ良かったんだけどね。
で、急遽、名前を変えちゃおう、、、って。
どうしても女性の名前が良いから。
だけど、ちょこのウクレレのイメージは、もう少し少女っぽいんですよ。
大人の女性のつじあやのさんではないのです。
（歌声は可愛らしいのですけど）
猫で例えるなら、シットリ滑らかな大人の猫ではなく、ヤンチャな仔猫タイプ。
（主題歌『風になる』歌ってらっしゃいます）
『猫の恩返し』からお名前を頂戴しようと、色々調べたんです。
主人公の女の子の名前『ハル』
白い猫『バロン』
デカ猫『ヌタ』
カラス『トト』
猫の王子『ルーン』
ハルの白猫『ユキ』
どれもしっくりこなくて、、、
ちょこのウクレレ、茶色なんですよね〜。
ちょこ憧れの白いウクレレ
白いウクレレなら『ユキ』は良かったんですけどね〜。
で、猫つながりで、我が家で以前飼っていた猫の名前が茶トラの『チコ』を思い出しました。
イヤイヤ、最近、有名なあのチコちゃんのイメージが強すぎて、却下！！
で、昔観た映画『子猫物語』から主人公『チャトラン』。
まてよ〜、チャトランって男の子やなかったっけ？
そんなこんなで色々悩んで、最終的に名前が決定しました。
可愛らしくて面白い（⁈）名前です。
少女っぽいとかヤンチャっぽいから一転、大阪のオバちゃんっぽい名前になりました。
ナイショですけどね。
相変わらず長い前置きです。
さて、
【ウクレレ第２弾は、音を出す。チューニング編】
です。
ウクレレを持って帰った日の家族の反応。
「なんでウクレレなん？」
「なんでウクレレにしたん？」
「なんでウクレレ弾きたくなったん？」
「なんで？」
「なんで？」
挙句、心友のうさみみからは、
「絶対続けへんと思うわ！」
チ！
まだ買ったばかりやんけ！
やる前から皆んな、なんやねん！！
パパさんは無趣味で亡くなりましたけど、、、
ママのかにこさんは、編み物。
兄のかしわくんは、多趣味で、空手、野球、ゴルフ、テニスなどなど。（アレ？ ギターは？）
妹のたばこちゃんは、料理、ゲーム、お花。
家族全員プロ並みの趣味なのに、ちょこは音楽聴く漫画読むだけやねんもん。
今更プロ並みには無理やけど、
「ちょこっと、音楽してる」
って言いたいねん。
えへへへへへへへへ。
家で早速弾いてみることにしました。
教本通りに、
『♪ドレミファソラシド♪』
を弾いてみました。
いやいやこんなに簡単な訳ないですやん。
♪ポロン♪
ん？
これ、♪ド♪？
もう一度、♪ポロン♪
違う！
ドやない！！
へ？
もしかしてチューニングしなきゃならないの？
いきなり？
マジかーーーーーーーーー
教本通りに、、、チューニングをウクレレのヘッドに挟んで、ペグを回してみました。
♪ポロン♪
なんか違うーーーーーーーーーー
なんか違う！！
教本のチューニングとちょこが買ったチューニングと違うやんーーーーーーーーーー
えーーーーーーーーー、ぐるぐるぐるぐる回しちゃったやんか！！
初日から全くチューニング合わず。
泣く泣く合わない音階で、
♪ ド
レ ミ ファ
ソ ラ
シ ド ♪
もう涙涙涙ですよ。
合わなくても、教本の１曲目『きらきら星』を練習。
頭痛くなったので、初日は１時間くらいで終わりました。
ふ〜〜〜
２日目、再度チューニングに挑戦。
付録のDVD見て、見て、見て、
教本を見て、見て、見て。
チューニング見て、見て、見て。
ウクレレを見て、見て、見て。
それらを何度見ても、見ても、見ても、見、て、も！ 教本と持ってるチューニングとは違う訳ですよ。
どうしようもないです。
わからないものはわからない。
合わないものは合わない。
楽器屋さんに行って、チューニングの仕方教えてもらうしかない。
それでも、『♪ドレミファソラシド♪』から『きらきら星』の練習です。
頭痛くなったので、途中で終わりました。
ふ〜〜〜〜
３日目。
♪ドレミファソラシド♪
のつもりで、、、、弾いてみる。
ママのかにこさんさんから、
「音オカシイで」
「ハイ。わかってます」
合わせられないんですよ。
雑音すみません。
は〜〜〜
４日目。
♪ドレミファソラシド♪
「昨日から音、オカシイ言うてるやんか」
とうとうかにこさんブチギレ寸前。
ちょこも頭痛い。
この日から、音鳴らさずに左指だけで『ドレミファソラシド』を練習する事にする。
『きらきら星』は、相変わらず合わない音階で弾いてました。
は〜〜〜〜
５日目。
本屋に行って、別の教本を立ち読みして、チューニング部分を確認する。
どうもよくわからない。
ウクレレ用チューニングの無料アプリを入れてみる。
？？？余計わからない。
会社の人達には、ウクレレ始めたのを内緒にしていたので、ギターできる後輩には聞けず、、、
こんな事なら正々堂々と、
「ウクレレやるから、色々教えて！」
ってお願いしときゃ良かった。
反省。
楽器屋に行くのもシンドイ。
正直何もかもシンドイ。
それでも、一人で２週間くらい頑張ってんで。
でも、あかんねん。
あかんもんはあかんねん。
楽器屋に行く気力も無くなりましたとさ。
ちょこのウクレレがオネンネしてから、何年経ったんでしょうか？
最近になって、かにこさんが寝てるウクレレ指差して、
「どないするん？ 」
「邪魔やわ」
「勿体ないわ」
「こないなると思ってたわ」
散々な言い方。
やりますよ。
やりますとも。
いつかやりますよ。
復活しますよ。
ちょこ、絶対ウクレレ諦めませんから❗️
ウクレレ始めて、合わないチューニングに苦しんでる時、、、
会社の昼休みに、会社の仲間達と買い物に行きました。
リサイクルショップで売ってた譜面台を即買いしたら、一緒にいた後輩が興味を示して、
「なんで譜面台買ったんですか？」
「誰かのプレゼントですか？」
「何か音楽されてるんですか？」
って、ネチネチ。
あまりにもネチネチ聞いてくるので、
「会社の皆んなにはナイショやで」
と、口封じさせて、正直に、
「ウクレレやろうとしてるねん」
って言ってみました。
どんな反応が返ってくるのか、ワクワクしていたら、その後輩、音楽には興味無かったみたいで、
「へ〜」
だけでした。
その後輩、口が固いのか、忘れているのか、その後一切ウクレレに関して質問してきません。
後輩、辞めちゃったけどね。
ある日、とうとう会社のエプロンおばさんに、
「楽器屋に連れて行って下さい」
ってお願いしました。
一人で楽器屋に行く気力が無かったもので、、、
「楽器屋？
どないしたん？
楽器、買うの？」
「いいえ、買った後です」
「何の楽器？」
最初躊躇っていたのですが、楽器屋に（エプロンおばさんの車で）連れて行ってもらうのに内緒にできません。
「ウクレレです」
エプロンおばさん、びっくりされて、
「私の息子もウクレレするって言ってんの。
どう？」
『どう？って何が？』
「難しい？」
「難しいです。
お母さんが、音オカシイって言うんです」
「へ？」
「チューニングが合わなくて、楽器屋で合わせてもらおうと思うんです」
「あ、そう。
私の息子なら、上手にチューニング合わせられると思うわ」
『え？
なんかムカツク〜』
ちょこ、作り笑顔で聞いてみた。
「息子さん、何か音楽されてるんですか？」
「何もやってないよ」
『ムムムムム、、、』
「いつでも楽器屋さんに連れて行ったげるよ。
いつがいい？」
って親切に言ってくださって、
日にちも決めたのに、
最後にこう言ったのです。
「もしちょこちゃんが、ウクレレ諦めたら、そのウクレレ頂戴ね」
「え？」
「ちょこちゃん、熱しやすく冷めやすいでしょ？
きっとすぐウクレレ飽きちゃうよね〜」
『は❓
はーーーーーー❓❓
んな訳ないやん❗️
頑張れって言うて下さいよ❗️❗️』
で、楽器屋行く日、ドタキャンしたわ。
このエプロンおばさんも、辞めちゃったけどね。
ちょこ仕方なく、もう１冊教本買っていました。
買った記憶なかったのですが、多分教本見ても持ってるチューニングと違うから忘れていました。
結局、チューニング途中で、グズグズのまんま何年も放置状態。
ホント、ウクレレ弾ける日はいつ来るのでしょうか⁇
本日のBGM
つじあやの『風になる』
いつかウクレレで弾いてみたい一曲です。
